L'ULTIMO ATRIOコンサートレポート!!
クエストホールは表参道に面した絶好のロケーション。ここでルルティモの新しい一ページが開かれることになった。
恵比寿ガーデンホール12月の恒例となった「バーチョ」が広い音楽性を持つアーティストを絶妙の組み合わせで楽しんでいただくイベントなのに対して、「アトリオ」はジャンルをジャズに絞り込んだニュ−フェイスのイベント。
日本でジャズといえば、ジャズクラブで演奏されるのが当たり前になっているが、「アトリオ」はそうしたシーンに別の角度からスポットを当てて新しいジャズの楽しみを提案していく姿勢から出発。
ホールに常設されているロビーとバー・カウンターを利用して、快適なジャズ・イベントを開発するという狙いを持つ。記念すべき第一回が、昨年末に開かれたのだった。
12/13は注目のボーカル青木カレンが登場。ジャズ・ファンのチェック心をくすぐる。フライド・プライドは笑いを交えたステージングで客席を沸かせる。
松永貴志は期待の若手トランペッター類家心平が参加して、気合いの入ったジャムを展開した。
ラストは、山中千尋がニューヨークで鍛えた鋭いプレイを聴かせてくれた。
正直、ジャズの場合、ワンマンでのクラブ演奏が主なので、時間配分に不慣れなプレイヤーもいたが、オーディエンスは異色の組み合わせをとても楽しんでいた。
12/14のトップバッターはジルデコ。ロックやクラブ・ダンス・ミュージックの持ち味を合わせ持つグループで、未来のジャズ・シーンを先取りしたプレゼンテーション・ライブは大いに観客を喜ばせていた。
さすがだったのが、ケイコ・リー。エモーショナルなギタリスト小沼ようすけとのセッションでは、時間を追うにつれてコンビネーションが良くなり、味わい深いひとときを提供。
トリの大西順子は貫禄を感じさせる演奏で、緊張感のあるエンターテイメントが、おそらく初めて彼女のプレイを聴く観衆からも熱い拍手を浴びていた。
まだまだトライしなくてはならないファクターが多々あるにしても、近い将来、こうしたジャズ・イベントが大人の音楽ファンに歓迎されるだろうことを充分に予感させる2日間だった。それを受けてシリーズ化のプランもスタートしているので、ぜひお楽しみに。
★セットリスト★![]()
12/13(木)
◆青木カレン
- Gee Baby Ain't Good You
- Summer Time
- Crazy He Calls Me
- Devil May Care
- Love For Sale
◆松永貴志
- 神戸
- オープンマインド
- チャイルド・イズ・ボーン
- オレオ
◆フライド・プライド
- I Wish
- リバーサイドホテル
- The Christmas Song
- ワーズ・ウィズ・ウイングス
- Dig It!
◆山中千尋
- Livinng Without Friday
- Sing Sing Sing
- The Root Of The Light (Shooting Star)
- Yagibushi
- 口角上げて運気up!
12/14(金)
◆Jill-Decoy association
- アイロニー
- 非日常の光る
- はだかの歌
- like ameba
◆小沼ようすけ
- Gt solo(アドリブ)
- affirmation
- Happy Playing Ground
- Sleepless Dream
◆小沼&ケイコ・リー
- Tears In Heaven
- Gee, Baby
- Feel Like Makin' Love
- Bridge Over Trou Bled
- Stand By Me
◆大西順子
- All The Things You Are
- 煙が目にしみる〜Star Dust
- Bolivia
- Over The Rainbow
→2006年のL'ULTIMO BACIO記事はこちら
→L'ULTIMO Web Siteはこちら
| 固定リンク





