L'ULTIMO BACIO 12/20コンサートレポート!!
夏の本門寺に出演したJ-Minがオープニング・アクトに登場。その成長ぶりを見せ
てくれた。
この時期のアーティストは、少し見ないうちに急成長を遂げるもの。ステージに立ったJ-Minの歌いっぷりは、自信を増していて爽快。
特に目立ったのは、「よるの手」で、日本語詞の表現力が格段によくなっていたことだった。もともときれいな英語の歌唱はそのままに、遜色ない日本語の説得力が付いて、彼女の08年に期待が膨らむ。
デビュー曲「ころがる林檎」もリズムが良く、伸び盛りの印象を会場に残した。
続いてはラブソングの名手、古内東子のステージだ。
マイペースで歌い始めた「歩き続けよう」から、すでに彼女のまったりした世界が会場を染める。
すると、そんな雰囲気を後押しするように彼女は話し始めた。
「恵比寿の夜を恋の歌で彩りたいと思いますので、よろしく」。
そのひと言で、クリスマス・ムードがいっそう高まる。オーディエンスの耳は、すっと古内のボーカルに入っていく。
恋心の細やかな襞と、恋愛に素直に飛び込む大胆さの両方を兼ね備えたリリックが心地よい。
「誰よりも好きなのに」などのスタンダードとも言えるナンバーの一方で、新曲の「歩幅」も聴かせる。
さらには「私なりのクリスマスの歌です」と言って歌った「Xmas present」は何よりの贈り物。甘くて、ちょっぴり苦い気分を充分に味わわせてくれたのだった。
そんなライブを受けて、インターバルのロビーではスパークリング・ワインがよく売れている。ベルが鳴って、ゆっくりと席に戻っていくオーディエンスの速度が、イベントのクオリティの高さを象徴している。
最後に登場したTOKUのステージは、「かっこいい」のひと言。それまでのライブのスウィートな流れを壊さずに、テンションを一気に上げていく。
オープニングの4ビートのオリジナル「MOON DANCE」で、観客のすべてを持っていってしまったのは見事だった。
TOKUがいったんノッたら止まらない。「煙が目にしみる」を、シブさの中にグルーブ感を漂わせたボーカルで聴かせてくれる。また、バンドは若いメンバーで構成されているのだが、演奏が実に的確でフレッシュ。TOKUはますますヒートアップしていく。
未発表のオリジナル曲を披露するなど、ベスト・オブ・ベストと言えるクールなステージだった。
アンコールの拍手に応えてTOKUと古内がステージに現われると、また拍手の音が高まる。
スティービー・ワンダーの「You are the sunshine of my life」はふたりが大好きなR&Bテイストに染め上げられて、ステージ上の楽しさが客席に溢れ出し、一体感のある素晴らしい内容。
そして、もう一曲。古内の佳曲「いつかきっと」はラブソング・ナイトにふさわしいエンディングとなった。
→2006年のL'ULTIMO BACIO記事はこちら
→L'ULTIMO Web Siteはこちら
| 固定リンク








